2019年07月10日NEWS
不倫の加害者になると、会社をやめろ、いますぐ上司に言う、慰謝料を払え、調停や裁判にしてやる、あることないこと言いふらしてやる・・
被害者側は、感情的に激化してしまっているので、何をするかわからない恐怖におびえている方がほとんどです。
でも、絶対にしてはいけないことがあります。
それは、言った言わない、にしてしまうこと。
後日万が一裁判や調停などに至ったとしても、事後的な経緯の検証ができません。また、有利なこと不利なこと、含めて客観的な状況にできないと、解決の糸口もつかめません。
メールやライン、これらは実は立派な証拠になるのものです。
後々の紛争拡大を防止する観点からも、やりとりは後に残るように、言った言わないだけは回避するようにしてください。
弁護士 齋藤 健博